WEBコーダーに将来性はないけれど、コーダーになる価値はある!
その理由を解説していきます。
目次
WEBコーダーに将来性はないがそれでもWEBコーダーになるべき
残念ですが、WEBコーダーに将来性はないです。
今現在は、コーディングの仕事は非常に多いです。おそらく数年先もHTMLコーディングの仕事はあると思いますが、それでもコーディング業務は少しずつなくなっていきます。
近年、技術が進歩しHTMLやCSSを知らない人でもWEBサイトを作ることが可能になってきています。コーダーという職種自体も無くなっていく可能性は高いです。
WEBコーダーの業務はすでに自動化されている
HTMLコーディングは現時点でもかなり自動化が進んでいます。
例を上げると、テンプレートエンジンと呼ばれる手法ではHTMLファイルを量産することができます。サイト内各ページの共通部分を使いまわしてページを量産できる手法です。
CMS(WordPressなど)も自動化の一つと言えます。CMSは、HTMLやCSSがわからない人でもブログやサイトを立ち上げることができます。
WEBコーダーの業務は今後さらに自動化する
WEBコーダーの業務は今後さらに自動化していくことが予測されます。
エンジニアたちが独自でHTMLの量産ツールを開発することも多く、色々な自動化ツールが生み出されています。
また今後AIの発展によってさらに自動化は進み、コーダーの仕事は少なくなっていくでしょう。
コーダーを目指すべきかどうか
では今からコーダーを目指すことは無駄なのか。
答えはNOです。
コーダーという職種自体の将来は明るいとは言えませんが、現時点でコーダーになる価値はあります。まずはコーダーとしてWEB・IT業界に潜り込むことに非常に価値があります。
コーダーなら簡単にWEB・IT業界に潜り込める
コーダーはWEB・IT業界に潜り込むための最も簡単な方法なのです。HTMLとCSS、その他ちょっとした知識さえあれば雇ってもらう可能性が高まります。
WEB・IT業界自体は今後さらに発展していきます。まずはこの業界に入り込むことが大事です。いきなりエンジニアを目指すとそれなりに勉強することが多く挫折する方もいますが、HTMLコーダーであればそこまでの努力が必要ありません。
HTMLとCSSさえできれば雇ってくれるところがあります。(JavaScriptやPhotoshopができるとより採用の可能性は高まりますが)
もちろん最初からエンジニアを目指してもOKですが、まずは簡単な技術だけ学んで業界に入り込みたいという人はまずHTMLコーダーを目指すのが一番早いです。
WEBコーダーが選ぶ将来は「キャリアアップ」と「副業」
コーダーの仕事が減っていくこと間違いないですが悲観する必要はなくて、むしろコーダーとしてWEB・IT業界に潜り込むことに絶大な価値があります。
なぜ価値があるかと言えばコーダーは未来の選択肢が豊富だからです。未来の選択肢とは「キャリアアップ」と「転職・副業」という選択肢です。
みんなコーダーからレベルの高い職種へキャリアアップしていきます。また、コーダーとして培った技術や知識は他業種や副業へ活かすことができます。
キャリアアップ
コーダーのままでは将来仕事がなくなります。しかしコーダーから多数の職種にキャリアアップが可能です。
- エンジニア・プログラマー
- ディレクター・プロジェクトマネージャー
- デザイナー・マーケター
エンジニア・プログラマー
コーディングを極めたいならエンジニア・プログラマーに進む道があります。
簡単に言えば、HTMLコーダーよりさらに難しいコーディングを行うということです。
JavaScriptなどを使いこなしてフロントエンドエンジニアになるもよし、RubyやPython、データベースを理解してアプリケーションエンジニアになるもよし、コーディングを極めたい人の多くはエンジニアにステップアップします。
ディレクター・プロジェクトマネージャー
ディレクターやプロジェクトマネージャーになることも可能です。
案件の進行管理やスケジュール調整などを行う監督業です。コーダーからディレクター・プロジェクトマネージャーへステップアップする人も非常に多いです。
デザイナー・マーケター
コーダーからデザイナー・マーケターになる人は多いわけではありませんが、
自ら志願することでその職種を経験させてもらえる可能性は高いです。
WEB・IT業界はそのような職種変更もスキルアップのための挑戦として受け入れてくれる場合が多く、キャリアアップの手段の一つと言えます。
転職
コーダーとして培ったスキルは転職や副業にも活かすことが可能です。
先ほど言ったように転職を機にディレクターやマーケターになることも可能ですし、もし全く違う業種に転職する場合でも、コーダーのスキルは活かすことができます。
なぜならITスキルを持った人材はWEB・IT業界以外では少なく、非常に重宝されるからです。
WEB・IT業界以外でコーディングをすることはなくても、パソコンやインターネット、WEBの知識はとても役に立ちます。コーダーとして学んだことは他業種でも無駄になりません。
副業
副業として稼ぐなら以下がおすすめです。
フリーランスとして稼ぐ
将来コーダーの仕事がなくなっても、それまでにエンジニアやプログラマー、マーケターとしてのスキルまで身につけておけばフリーランスとして稼ぐことが可能です。
フリーランスは自分で仕事を取ってくるのが大変ではありますが、会社員よりも単価が高いので稼げる仕事です。
ブログ・アフィリエイトで稼ぐ
コーダーとして培ったスキルはブログやアフィリエイトでも活かすことができます。
コーダー時代にSEO(検索エンジン最適化)やライティングスキルを学んでおけばそれをそのまま利用できるのでおすすめです。
コーダーには2種類ある
コーダーにはおもに2種類あります。
- ①:デザイナー寄りのコーダー
- ②:プログラマー寄りのコーダー
どちらになりたいか最初にある程度決めておくのがおすすめです。
どちらを目指すかによって、通うプログラミングスクールも変わってきます。
①:デザイナー寄りのコーダー
コーダーの技術に加えてデザインもある程度こなせる人のことです。
画像編集ソフト(Photoshopなど)を使ったwebサイトのデザインができたりします。
デザインからコーディングまで全てを一人でできるので独立する人も多いです。
デザインが好きな人や独立を目指す人はこちらを目指すと良いですね。
デザイナー寄りのコーダーを目指す人におすすめのスクール
②:プログラマー寄りのコーダー
コーダーとしての技術をさらに深掘りしてむずかしいプログラミングまでこなせる人です。
具体的にはJavaScriptやPHPを使ったwebサイトのプログラミングをします。
コーダーを極めていきたい人はこちらを目指すのが良いです。
プログラマー寄りのコーダーを目指す人におすすめのスクール
WEBコーダーに将来性がなくてもコーダーになるべき理由まとめ
コーダには未来はないんです。
けれどコーダーになってスキルを身につけることで、その後選べる選択肢が大きく増えていきます。だからこそ今、コーダーとしてキャリアをスタートすることには非常に大きな価値があると言えます。
- コーダー自体には将来性がない
- だか将来に活かせるスキルが身につく
- コーダーは将来「キャリアアップ」と「副業」をすべし
HTMLコーダーを目指すなら独学もありですが、スクールに通うと挫折しにくく間違いがないと思います。HTMLコーダー・webデザイナーを目指せるスクールがいくつもあるので探してみてください。
以上、コーダーの将来性について語ってみました!